
僕が愛してやまない釣りブランド、ジョインターから待望の新作ロッド「ウォーターサイド スモールワールド7/9」がリリースされた。いやもう、首を長くして今か今かと待っていたから、即買いしちゃったよ。
実は今年のアウトドアデイジャパンに行ったとき、ジョインターのブースにこのロッドの試作品が展示されていたんだ。一目で気に入った僕は担当者に発売日を尋ねたところ、6月を予定しているとのこと。それから毎日公式サイトをチェックしていたんだけど、待てど暮らせど音沙汰なし。発売するっていうのは嘘だったんじゃないかと思いつつ、いつものように公式サイトをチェックしていると・・・。
あった・・・あった!画面に映るは、アウトドアデイジャパンで手に取ったものと姿形が違わぬあのロッド!どうやら発売は1か月後ろ倒しになったようだが、こうして無事に入手できたので、ロッドの各部分のチェックと実際に使用した感想を紹介したい。
同時に発売された、100cmと120cmに調節可能な「ウォーターサイド スモールワールド 10/12」はこちら。
サイズ
まずは収納サイズと展開サイズを見ていく。
収納サイズ

仕舞寸法は24cmと非常にコンパクト。リュックサックの中にすっぽりと収められるうえ、重量も23gと軽いのでストレスなく持ち運べる。これなら、通勤用バッグの中に忍ばせて持ち歩けるだろう。また、ネオプレーンケースが付属しているので、ロッドを傷つけることなく安全に持ち運べそうだ。
なお、カラーはオレンジと黒を組み合わせたこの1色のみのようだ。今後カラーラインナップが増えて選択肢が広がると、ユーザーとしてはうれしい限り。緑とか青とかがラインナップされるといいなあ。
展開サイズ

展開サイズは70cmと90cmの2パターンに調節可能だ。上記の写真は90cmで、そばにあった角材と同じ程度の長さだった。かなり短いロッドなので、本当に小さな小川や田舎の用水路で雑魚釣りをするのに向いている。僕の場合、実家だったらこのロッドが活躍する機会が多そうだな。


長さ調節は何も難しいところはなく、エンドキャップの凸部とロッドの穴を着脱することで簡単に行える。ただ、調節方法は公式サイトにも明記されていなかったので、どのように長さを調節するのか最初は戸惑った。
長さ調節ができるロッドって個人的には好感度が高い。場所に応じてロッドを買い揃える必要がなくて経済的だしさ。
使いやすさ
次に、ロッドの使いやすさを確認してみた。
ロッドの調子

ロッドは先端部がよく曲がる先調子だった。先調子は魚のアタリに対してシビアに合わせられるので、タナゴやハゼなどと相性がよさそうだ。メーカーの公式サイトには、「7:3先調子」と記載されているので、竿先から3割程度が曲がりこむみたいだね。
握り心地

グリップはコルク製で、下部が太くて握りやすく、手にしっくりと馴染む。余談だけど、新品のロッドのグリップの包装材って毎回取るかどうか迷うんだよね。ぶっちゃけ、別に取らなくても手が滑ることなんてなかったし、それほど釣りに影響がない印象。みんなはどうかな?
実際にハゼを釣ってみた
商品の特徴をつかんだところで、近くの川で早速ハゼ釣りをやってみた。自転車で気軽に行ける距離にこんなに魚が釣れる川があるなんてありがたやありがたや。

真夏の炎天下の下、自転車をかっ飛ばして近くの川へ行き、実釣してみた。この川はめちゃくちゃ大きいので、本来ならこの長さのロッドは使わないんだけど、遊び心でやってみた。深くないからがっつり膝まで水に浸かったよ。
実釣の結果、たくさんのハゼを釣り上げられた。そもそもハゼはよく釣れる魚なんだけど、このロッドはアタリが分かりにくい小さなハゼのアタリもビンビンに伝えてくれる。それにロッド自体が細く、小さなハゼでも曲がるので楽しい。ちょっと大きな魚なんてかかった日にゃあ、大興奮不可避。
このロッドで今度は、まだ挑戦したときのないタナゴ釣りやテナガエビ釣りに挑戦してみたい。小川や用水路で雑魚釣りをするのに向いているロッドなので、この記事を読んで気になった人はぜひチェックしてみて。
ハゼ釣りに興味がある人は以下の記事もぜひ!ハゼ釣りに必要な道具一式と、基本的な釣り方を詳しく書いているので参考にしてね!
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