冬こそ大切!快適に寝られる寝袋を選ぶ際のポイントを教えちゃいます!

キャンプノウハウ

キャンプで欠かせない寝袋を選ぶ際のポイントを紹介!

皆さんお久しぶりです。メトメです。僕はちゃんと息してます。

年末年始の引っ越しやら、フリーの仕事のやりとりやら、税務署への届け出やらで東奔西走していた結果、このサイトの更新が滞ってしまった。

やっとひと段落ついたので、今はこうして秋田の片田舎から久方ぶりの記事更新に勤しんでいる。

再更新一発目の記事では、キャンプで欠かせない寝袋(シュラフ)の選び方についてレクチャーしちゃうぞ!

久しぶりすぎて文字を打つ感覚が朧げなので、書きながら徐々に取り戻していきます、はい。

寝袋を選ぶ際の3つの大切なポイントとは?

寝袋を選ぶ際のポイントは主に3つ。それぞれについて簡潔に説明していくから参考にしてね!

化学繊維製は寝心地よし!さらにこだわるなら中綿の充填量にも着目しよう!

寝心地のイメージカット
中綿の充填量で寝心地は大きく変わるんだ(撮影:メトメ)

寝袋を買う際にまず最初に気になるのは寝心地だよね。そんな寝心地に大きく関わるのは中綿の素材だ。

寝袋で使用される中綿は、大きく分けて化学繊維と羽毛(ダウン・フェザー)の2種類。そのうち寝心地が良いのは化学繊維なんだ。

羽毛はクッション性に乏しく、横になったときに背中側がつぶれちゃう。

だけど、化学繊維はある程度のクッション性があってつぶれにくく、うまい具合に背中にフィットするんだ。

中綿の充填量は商品によって600〜1,500gと幅広いけれど、1,200g以上のものであれば快適に寝やすい

実際に僕も、過去に中綿の充填量別に寝比べてみたことがあるけれど、1,200g以上のものは明らかにクッション性が増し、とても快適に寝られたよ

とは言え、化学繊維にもデメリットがある。それは収納性。折りたたんで収納袋に入れてもそれほど小さくならず、基本的に車での持ち運びが前提だ。

それに対し、羽毛は収納するととてもコンパクトになるので、持ち運びやすさに優れている

車はもちろん、バックパックに取り付けたり、自転車に積んだりできるんだ。なかには収納すると手のひらサイズになるものも。

羽毛製の寝袋は、クローズドセルマットやインフレーターマットを下に敷くことで寝心地の向上が図れるから、登山など荷物に制限のある場面で使いたい人は必見だ。

寝心地を重視する人は化学繊維製、持ち運びやすさを重視する人は羽毛製の寝袋を選ぶのをおすすめするよ!

実際に僕が寝比べたなかで抜群に寝心地が良かったのは、ロゴスの「ダウンコンフォートセパレーター・−6」。掛部にはダウン、そして敷部には弾力性のある化学繊維を採用しているから、両者のいいとこどり!

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寝袋は対応する温度域が大切!とくに快適使用温度に注目しよう!

温度域のイメージカット
快適に使用するうえで、寝袋の温度域は見逃せない重要ポイントだ(撮影:メトメ)

寝袋を選ぶ際に絶対見逃せないポイントが温度域だ。温度域とは「寝袋が使用できる外気温の範囲」のことであり、主に3つの温度域に分けられる

なお、各メーカーがそれぞれ独自の基準で温度域を設けていることが多いけれど、今回はヨーロピアン・ノーム(EN)と呼ばれる、EU諸国の統一規格で定められている基準を紹介するよ。

この規格を採用している有名なブランドと言えば、大阪に拠点を構える「NANGA(ナンガ)」が挙げられるよ。

ヨーロピアン・ノームでは、①快適使用温度・②使用可能温度・③限界温度の三つが規定されている。それぞれの温度域の詳細は以下の通りだよ。

①快適使用温度:一般的な成人女性が、寒さを感じずに快適に寝られる温度域。快適使用温度は購入時の基準となる一番大切な温度域だから絶対見逃せないよ!

なお、一般的に女性は男性よりも寒さを感じやすいので、5℃程度高い快適使用温度を算出している。そのため、男性は後述する②使用可能温度を参考にするのもOKなんだ!

②使用可能温度:一般的な成人男性が、寝袋の中で丸くなって8時間寝られる温度域。これよりも低い温度は、リスクがある温度域なんだ。

③限界温度:一般的な成人女性が、寝袋の中で膝を抱えて丸くなった状態で6時間耐えられる温度域。

この温度域では熱を生み出そうとして体が震えると言われており、低体温症の恐れがある危険な温度域だ。

上述したように、ここで重視してほしい温度は「快適使用温度」だ。

快適使用温度は商品によって異なるので、宿泊する場所の最低気温を事前に調べ、快適使用温度が最低気温以下のものを選ぶのがおすすめ!

上記の規格を採用しているナンガのおすすめはこれ!快適使用温度が-4℃・使用可能温度が-11℃で4シーズン使用可能な「オーロラライト 600DX」

過去に実際に使ったことがあるんだけど、軽くて暖かいので冬でも快眠できたよ。

主な形状は2種類!用途や場面にあわせて自分に適したものを!

 寝袋はその形状から主に2種類に分けられる。それぞれに特徴があるから、用途や場面にあわせて選ぼうね!

連結可能なものも!ファミリー向けの封筒型

封筒型のイメージカット
ゆとりがあって寝やすい封筒型(撮影:メトメ)

封筒型はその名の通り封筒のような形状をした寝袋だ。

スペースにゆとりがあり、窮屈さを感じることなく布団のような感覚で寝られるのが特徴なんだ。だからストレスなく寝返りもうちやすい!

それに、同一商品をジッパーで連結できるような優れものも!連結できる商品だったら、家族や友達同士で仲良く一緒に寝られるね。

一方、折りたたんでもサイズは結構大きめ。車で行くキャンプ向けだね!

封筒型のオススメは、スノーピーク(snow peak)の「セパレートオフトンワイド 1400」

中綿にはダウンが充填されており、下限温度が‐8℃と冬でも使いやすい。さらに、両側ジッパーで掛部と敷部を分離して布団のように使えるのが特徴的だよ。

連結できるものでは、ロゴス(LOGOS)の「丸洗いソフトタッチシュラフ・-4」がおすすめ。

さらさらとした裏起毛の肌触りがよくてずっと寝ていたくなっちゃいます(俺だけかな?)。

ロゴスは連結可能な寝袋を数多く販売しているので、気になる人は公式オンラインショップでチェックしてみて!

登山やソロキャンプで持ち運びやすいマミー型

マミー型のイメージカット

マミー型のマミーは英語の「ミイラ」を意味し、その形はまさにミイラが入った棺のよう。

ぴったりと体に密着するから、正直なところ、寝心地は人によって好みがわかれると言えるね!まあ、僕は好きだけどさ。

軽量なものが多く、収納するととてもコンパクト。とっても持ち運びやすいから、例えば電車やバスなどの公共交通機関を利用したキャンプや野外フェス、登山にうってつけ!

大きめのバックパック(ザック)なら、上部や下部に取り付けられるのも嬉しいところ!

マミー型のおすすめはこれ!大阪に本社を構える国内ブランド、イスカ(ISUKA)の「ダウンプラス ニルギリ EX」

メーカーが定める最低使用温度が-15℃であり、冬期の中級山岳や冬のキャンプにぴったり!

寝袋にピッタリなおすすめのマットもチェックしよう!

ダウン製の寝袋の下に敷くとおすすめのマットをいくつか紹介するね!

どれもクッション性が高くて寝心地がいいので、ぜひ試してみて!ちなみに僕はサーマレストのZライト ソルを使っているよ。

自分にピッタリな寝袋を見つけられると、キャンプの際に寒さで凍えることなく快眠できる。

寝袋の新調や買い替えを考えている人は、ぜひこの機会に良い製品と巡り会ってね!

それじゃあ、また!

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