キャンプで役立つ!ペットボトルを簡易蛇口にする簡単な方法とは?【防災対策としても!】

簡易蛇口化したペットボトル キャンプノウハウ

ペットボトルで簡易蛇口が作れる!

10月に突入したというのに、残暑冷めやらない今日この頃。地球温暖化が声高に叫ばれて久しいけれど、もしかして僕たちが思っている以上に急速に温暖化が進んでいるのかも。

このまま100年後には四季がなくなって、年中夏なんてことも…。そしたら毎日カブトムシやクワガタムシを取り放題…。

でもこの暑さがずっと続くのは勘弁。

ということで、今日はキャンプで使えるペットボトルを使った簡易蛇口の作り方を紹介!キャンプだけでなく、防災対策としても活用できるので、ぜひチェックしてね!

アウトドアで水は必須!だけど…

普通に使うとこんなに使う
普通に使うと必要以上に水を消費する(撮影:メトメ)

アウトドアで水は必須で、料理やコーヒーで使ったり、手を洗ったりさまざまな用途で使用する。

例えば、ペットボトルそのままで使うと、写真のようにたくさんの水を無駄にしてしまいがち…

何度も水を汲みにいく手間も増えて面倒だよね。

でも大丈夫。これから紹介する以下の方法で、無駄なく効率的に水を使えるようになるよ。

必要なもの

ペットボトル

ペットボトル
大きいものほど長く使えるね!(撮影:メトメ)

まず必要なのがペットボトル。どのサイズでも使えるけれど、大きいものほど水がたくさん入って長持ちするね!

キリなどの穴があけられる道具

リーマー(穴あけ)
キリや画びょうなど、穴があけられるものであればなんでもよい(撮影:メトメ)

ペットボトルに穴をあけるためのキリや画びょうも用意しよう。僕は愛用しているビクトリノックスのアーミーナイフを使用したよ。

ペットボトルを簡易蛇口化する手順は?

さて、ここからペットボトルを簡易蛇口化する手順を紹介するよ。とはいってもびっくりするほど簡単なので、誰でもすぐにできるんだ。

ペットボトルに穴をあける

穴をあける
できるだけ下に穴をあけると、最後まで水が使えるよ(撮影:メトメ)

最初に、キリを使ってペットボトルに穴をあけよう。このとき、できるだけ下のほうに穴をあけるのがポイント。

下に穴をあけることで、最後までしっかりと水が使いきれるんだ。

穴を指でふさぎながら水を入れる

水をいれる
しっかりと穴をふさぎながら水を入れよう(撮影:メトメ)

次にペットボトルへ水を入れよう。このとき、しっかりと穴をふさぎながら水をいれるのが重要なポイント!

こうすることで、フタをした際に穴から水がこぼれなくなるんだ。

しっかりとフタをする

フタをする
しっかりとフタをすることで、水がこぼれなくなる(撮影:メトメ)

水を入れ終わったら、しっかりとフタをしよう。これで簡易蛇口化する準備は完了だ!

簡易蛇口の使い方は?

簡易蛇口化したペットボトル
フタを緩めれば穴から水が勢いよく出てくる(撮影:メトメ)

簡易蛇口の使い方はとても簡単!フタを緩めれば穴から水が出てくる。勢いよく水を出したければ、フタをさらに緩めよう。

逆に水を止めたいときは、しっかりとフタを閉める。するとあら不思議、水がピタッと止まるんだ。

「ペットボトルに穴があいているのに、なんで水が流れないんだ?」と疑問に思った人のために、簡単に説明しよう!

ペットボトルに穴が開いているのに水がこぼれないのは、表面張力によって水分子が引っ張り合っているから。

フタを閉めている間は、小さな穴から水が出る力より、水分子が引っ張り合う力の方が強くなっているから、水が流れ出ないんだ。

しかし、フタを緩めると表面張力よりも強い大気圧が加わり、水分子同士が支えあいきれなくなって水が流れ出る。とてもシンプルだよね。

使わないときはペットボトルを横にしよう!

ペットボトルを横に置く
横に置くことで、水が流れ出るのを防止できる(撮影:メトメ)

しっかりとフタをしておけば、そのまま立てておいても水がこぼれ出る可能性は低い。それでも心配な人は、穴をあけた面を上にして横置きにするのがおすすめ

アウトドア専用のウォータージャグもチェックしよう!

実は、キャンプやアウトドアで活躍するウォータージャグ(ウォータータンク)という専用の商品も市販売されている。

ロゴス(LOGOS)やキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)、ミンテージ(MINTAGE)などの有力なアウトドアメーカーからおしゃれなものが販売されているけれど、今回は定番商品を紹介していくよ!

気になるものがあった人はぜひチェックしてみてね!

インド発のウォータージャグメーカー ミンテージ

ウォータージャグ10リットル

インド発のウォータージャグメーカーであるミンテージの「ウォータージャグ10リットル」は、丸みのある可愛らしいデザインが魅力的な一品。

素材はステンレス100%。保冷保温機能はないので、手や皿を洗ったりするのに向いているよ。

ちなみに、保温機能があるタイプは、インドだとチャイサーバーの定番らしいね。

ウォータージャグ5リットル

この商品には5リットルサイズもあり、こっちはソロキャンプにぴったりなサイズだね。

大阪に拠点を置く国内の有力アウトドアメーカー ロゴス

抗菌ウォータータンク16

大阪発で国内の有力アウトドアメーカーのロゴスが手掛けている「抗菌ウォータータンク16」。

この商品は抗菌仕様で衛生面に優れており、持ち運びに便利なハンドル付きなのがうれしいポイント。

さらに、折りたたみが可能で保管スペースをとらないし、車で持ち運ぶ際もラゲッジスペース(荷室)を占有しないのが好印象だ。

シンクになるウォーターコンテナ10L

「シンクになるウォーターコンテナ10L」は、その名のとおり折りたためばシンクになる個性的なウォータージャグだ。

丈夫な素材で自立するので、シンクとしてお皿や食材を洗う時にも安心して使える。ハンドルもついていて持ち運びも簡単だよ。

アウトドアの聖地である新潟発祥のキャプテンスタッグ

抗菌 ボルディーウォータータンク10L(オリーブ)

スノーピークやユニフレームなど、名だたるアウトドアメーカーが軒を連ねるアウトドアの聖地、新潟で創業したキャプテンスタッグの「抗菌 ボルディーウォータータンク10L(オリーブ)」。

このウォータージャグは縦に置いたまま楽に水を出せる。また、蛇口の汚れやホコリなどを防ぐキャップがついているんだ。

さらに、取っ手付きだから車に持ち込んだり、キャンプ場内で持ち運んだりするのも楽々

サイズはほかにも、5リットルと20リットルもラインナップされているので、用途にあわせて選びやすい

別売の「M-8670 ウォータータンク用スタンド<ベルト・フック付>」と一緒に使うとより便利

ここで紹介した商品のほかにも、ダイソーやセリアなどの100均や、コーナン・カインズ・アイリスオーヤマなどでもウォータージャグが販売されているので、気になる人は実店舗に行って確認してみよう!

それじゃあ、また!

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