
アクアリウムを本格的にやるなかで、水草水槽の育成に欠かせないのがCO2ディフューザー。微細なCO2の気泡が、ゆらゆらと揺れながら水中を漂う様を眺めるのがアクアリストの楽しみの1つ。
しかし、数か月ほど使用していると誰もが直面する問題が……。そう、それはコケ。このサイトに訪れた人もまさにこの壁にぶち当たっているのではないだろうか。今回は、僕の初めてのコケとり記録も兼ね、身近なもので簡単にできるコケとり方法を紹する。
準備するもの
準備するものはいたってシンプル&イージー。ハイターとシリンジ、チューブと容器があればOKだ!それぞれを簡単に説明していくよ。

ハイター(漂白剤)

まず必要なのは漂白剤。僕は近くの薬局で手に入れた衣料用漂白剤「ハイター」を使用した。ほかのサイトを見たところ、食器用のキッチンハイターでもばっちりコケをとれるようだ。
シリンジとチューブ

次はCO2ディフューザーの内部に水を送り込むためのシリンジとチューブ。これがあるとディフューザー内部の洗浄が格段に行いやすくなる。まさに必須アイテム!
容器

あとは、漬け置きのための容器だ。身近にあるものであれば、基本的に何を使っても問題ないだろう。部屋中を探したが、僕の家で使えそうなのはシェラカップくらいだった(とほほほ)
洗浄の手順
これで前準備は万端!それでは、早速洗浄に取りかかろう!
1:1の割合で水とハイターを容器に入れて混ぜる

最初に、ハイターと水を1:1の割合で混合する。僕は100mlの水に100mlのハイターを混ぜた。なお、ハイターを取り扱うときは絶対にゴム手袋をしよう!塩素系漂白剤の液性は非常に強いアルカリ性。つまり皮膚を溶かしてしまうんだ(中学の理科で習ったっけな)。
CO2ディフューザー内部に混合水を注入する

次に、シリンジを用いてCO2ディフューザー内部にも混合した液体を注入する。これをすることで、中からもしっかりコケ除去が行えるんだ。
30分程度漬け置きをする

CO2ディフューザー内部へ混合水の注入が完了したら、あとは漬け置きをするだけ。Youtubeやらテレビやらを視聴しながら30分ほど待とう!
30分でこんなに綺麗になった!

30分後の写真がこれ。あれだけしつこくこびりついていたコケがまったく見当たらない……。おそるべし、ハイターの力。あとは洗うだけ。外側は水道水で、内側はシリンジを使って念入りにハイターを洗い流そう。洗い残しがあると、魚に悪影響が出る可能性があるので、ここは念入りすぎるくらい念入りに。
CO2ディフューザーのコケとりはとても簡単!

このように、身近なものを使うだけで、初めてでもコケとりは簡単にできる!これからコケとりをする人はぜひこの方法を試してほしい!そして、これからのアクアリウムも楽しもう。
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